観音の里 高月町
三連休最終日は、十一面観音が町中のお寺各所に多く安置されている高月に。
遠くに、前に行った竹生島を望みながらトンネルを抜けると高月町はすぐそこ。
町のあちこちに、十一面観音のイラストが描かれた看板を目にします。

まずは旧国宝、今の重要文化財に指定されている木造の伝薬師、十一面観音を見に
西野薬師堂に。
住職不在のここは、拝観の前に世話方直通の電話番号へ拝観をお願いします。
最近はこういう、ご住職がおられなくなって、地元のみなさんで代々、
当番か何かで世話をして守っておられる仏像を見に行く機会が多くなって来ました。
で、ここに向かう途中に連絡をして、拝観をお願いしておきました。
大きな塀なども無く、ぱっと見地元の公園のようなひらけたところでした。
この中に伝薬師如来と十一面観音、十二神将のうち残っている2体が並んでました。
同じくどこかから拝観しにいらしていた方数人と混じって説明を聞いて、みさせてもらう。
"伝"薬師というだけあって、手に持っているはずの薬壷が無くて、言われなかったらどう見ても
阿弥陀如来。この"伝"って表現は歴史と謎を感じる事が出来て、わくわくします。
思いのほか、というか僕がゆっくり見すぎたのか、最後には僕達と世話方のお二人だけになり、
世間話的な事をしながら、御朱印を頂いて、高月町の来月にある観音イベントみたいな物の情報を教えてもらってその場を後に。

薬師堂から車で10分弱、次は国宝になっている十一面観音を見に、渡岸寺観音堂に。
国宝の十一面は全部で7体しかいなくて、その中でも美しいと言われているのがここの十一面みたいです。
山門をくぐって真ん前が本堂。
脇には鯉がめちゃくちゃいる池とお地蔵さん、蓮の花。
国宝とか、重文に指定されると本堂でなく収蔵庫に安置しないといけないみたいで、
ここも本堂横に奇麗な収蔵庫。その中に入るとびっくりするくらい奇麗な仏像と、
めちゃくちゃ暑いのに、更にあつくなる程の勢いで説明をする渡岸寺の方。
ちょっと、負けたと思いました(笑)
汗だくで説明されているのを聞きながら、汗だくで座って聞いている拝観しに来た方を横目に、
勝手にぐるぐる回りながら見て、説明が終わってからちょっとその人に質問。
そしたら、忘れてた!みたいな勢いで補足の説明タイムになってしまいました。
説明を聞いてたら、井上靖の星と祭、読んでみたくなりました。
今読んでる和辻哲郎の古寺巡礼を読み終わったら。

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